2004年同期会 |
岩手県立盛岡第一高等学校1968年(昭和43年)卒 |
東京の名旅館「鳳明館」探検(2004年2月21日)
鳳明館台町別館(文京区本郷 5-10-5)前にて 2階から隣接する本館を望む。庭がきれい |
廊下の天井ひとつ取っても手が込んでいる。建築家の若松は聞くのにも熱が入る。何気ない細工が職人のこだわり |
昔の人はこんなに丁寧な仕事をしたんだと感嘆する 見てください、床の間の柱、梁、これらはすべて手で加工したもの |
梁は四角い竹のように削っている。右写真もそうだが天井も板を四角に切って組み合わせる念の入れよう。右の女性は慶応大学生。割り込んで撮影 |
東京の名旅館「鳳明館」はもともと東大生のための下宿屋でスタート、往事は本郷界隈に300軒の下宿屋があったとのこと。その後交通機関が整備されて学生が都内四方に散ると、下宿屋をやめて旅館に転換、平成のはじめの頃取り壊して近代的ホテルとする話を進めたが、お客様の中で、今建築費が高いからやめておけとの忠告があって思いとどまったそうだ。間もなくバブル崩壊、アドバイスに従って良かった〜と胸を撫で下ろしたとのこと。お陰で保存すべき建物として認定され、この旅館を愛する常連さんが大勢いて、外人宿泊客も多いそうだ。当日は宿泊費が安いこともあって全国から高校、大学のスポーツ関連の人が泊まっており、盛況だった。