大澤邦雄の「中世城郭探訪」 大澤邦雄君の趣味は「中世城郭探訪」です 今や城めぐりは一大ブームとなっています。落語家の春風亭昇太さんは大の城好きとして有名ですね 城めぐりのサイトはたくさん立ち上げられています 外国人観光客にも人気の城めぐりですが、中世の城郭となるとこれは地味ですよ・・・土塁しか無い しかも言われて見なければ分からないようなところがたくさんあって、ここから歴史を追うのがまた楽しい 大澤邦雄君は防衛の道に進まなければ歴史学者になっていたであろうと言っています |
長いことフィナンシャル・プランナーとして活躍した後、現在は終活に関するセミナーの講師として日本中を走り回っている後輩の草薙祐子さんが、「アクティブシニアの応援サイト」なるものを立ち上げました。年寄りこそ元気に生きよう、という趣旨のもので、彼女のこれからの発展を祈って、大澤邦雄君が今まで巡って来たお城のうち、いくつかを選んで、本人曰く「簡単な解説と写真を掲載して貰った」そうなのでご覧下さい・・・シニア旅行記(2016年10月24日)・・・と『お知らせ』に載せましたが、どうしてどうして、10箇所以上の城を詳しく解説され、全然簡単じゃないのでご覧下さい 在京白堊会クラブ活動「中世城郭探訪」終了の御報告 回を重ねて実施してきました在京白堊会クラブ活動「中世城郭探訪」も、2014年4月5日及び6日の甲府方面への催行をもって、無事に終える運びとなりました。これもひとえに会長を初め、関係者の皆様の協力の賜物であり、篤く御礼申し上げます。
●第4回(2008.11.29) 菅谷館・杉山城(埼玉県嵐山町)菅谷館跡に建てられている県立嵐山史跡の博物館を見学した後、中世城郭の教科書と言われる杉山城で築城技術の実態に触れる(打上げは、うどん店で特注刺身を肴に地酒を堪能する)
●第7回(2010.11. 6) 岩櫃城(群馬県東吾妻町) 山城内に敢えて街道を取り込んで、本拠地真田郷と沼田に通じる街道を押さえていた真田氏の築城思想に触れる(城跡の遥か高所にある岩櫃山頂にも登り、絶景を満喫する) ●第8回(2011.4.9&10)新府城・要害山城・躑躅ケ崎館・甲府城(韮崎市・甲府市) (大震災の影響で特急列車が運休となった為に中止) ●第9回(2011.11.19) 烏山城(那須烏山市) ただ一回の大雨の中での催行となり、泥濘の中で山城を巡る(戦時中、兵器製造に使われた地下壕(現在は造り酒屋の酒蔵)、山あげ会館(国の重要無形民俗文化財である野外歌舞伎を展示)も見学し、打上げは宇都宮餃子を満喫する) ●第10回(2012. 4.21) 本佐倉城・佐倉城(千葉県酒々井町・佐倉市)元は広大な内海に面していた名流千葉氏最後の居城本佐倉城を見学後、佐倉城では土で作られた近世城郭の実態に触れる(穏やかな日差しの下、早春の田園の中でウォーキング) ●第11回(2012.11.17)戸倉城(あきる野市) 秋川が作った扇状地を一望に見渡せる急峻な山城に登り、絶景を堪能する(当日、東京・横浜方面は豪雨に見舞われたものの、現地は静穏そのもの。映画「五日市物語」に登場する「瀬音の湯」温泉で疲れを癒す) ●第12回(2013. 4. 7) 大椎城(千葉市緑区) 千葉氏発祥の城と伝わる連郭式の古い時代の城の実態に触れる(写実絵画のみを展示するホキ美術館も見学。天気の崩れが遅れて、打上げ中に豪雨となって幸運な探訪となる) ●第13回(2013.11.9) 岩槻城(さいたま市岩槻区) 元荒川の流れを取り込んだ水城の実態に触れ、関東騒乱の時代には争奪の的となり、徳川期には江戸を守る要衝だった城を訪ねる(打上げは、冷えた体を本場(の味を修行した店長の)もんじゃ焼きで暖める) ●第14回(2014.4.5〜6) 新府城・要害山城・躑躅ケ崎館・甲府城 甲斐武田氏三代の居城躑躅ケ崎館(現武田神社)、その有事の城であった要害山城、勝頼が武田氏の再興を図って築きながら信長の侵攻に際し火を放った新府城、江戸時代には中山道を押さえる要衝だった甲府城を巡る(郷土の復興を祈って、大震災で催行中止となった企画を実施。山梨県最大のイベント信玄公祭りも見学し、宿泊は要害山城の麓にある「ホテル要害」とし、帰りの車内にて中世城郭探訪の打上げを行う) 今後は滝沢市をベースに、県北部及び青森県南部に散らばっている秀吉の天下統一の最後の仕上げとなった九戸の乱(1591)に関わる諸城、それに乗じた政宗の策謀による和賀の乱に関わる県南部の城郭、そして沿岸部にある南部氏の外様潰しによって改易された在地豪族の居城、更に賢治が訪れた盛岡市周辺の山々を散策することにしております。ご興味がおありの方はお声を掛けて下さい。ご案内いたします。早春か紅葉の季節が見頃ですが、それよりも厳冬期、スキーウェア持参でお出で戴ければMore Betterです。 今までの企画に御協力及び参加して戴きました皆様に、重ねて御礼を申し上げて、最後の御挨拶とさせて戴きます。 平成26年4月吉日 大澤邦雄 |