最後の授業

   岩手県立盛岡第一高等学校1968年(昭和43年)卒

 遊座昭吾先生第62回岩手日報文化賞記念特別講演と最終講義「北天の詩想」〜啄木・賢治のまなざし〜の結果です



遊座昭吾先生の
第62回岩手日報文化賞記念特別講演

2010年4月25日(日)御茶ノ水;明治大学駿河台校舎リバティタワー1階1011番教室
ご講演のタイトルは「“林中”から“一握の砂”」

今年は『一握の砂』発刊100年、『一握の砂』というタイトルの初出は盛岡中学交友会誌への寄稿であったという内容です。疾風会(S42卒)の山田武秋さんが掲示板に投稿され、「お知らせ」のページに案内を載せておりました。山田さんのメッセージは「遊座先生の講演を東京で聞ける最後のチャンスになると思います。多くのご聴講をお待ちしております。当日は啄木学会会員以外の福高、盛岡一高OBは、受付にて1000円の聴講料をお願いいたしますのでご協力をよろしくお願いいたします」。当日山田さんは受付をされておりました。
遊座先生の講演時間は、15時45分から16時45分の予定でしたが、大幅に超過して、相変わらずの「遊座節」で、聴講の方々に感銘を与えてくれました。


このご講演の模様は啄木の息で紹介されています



遊座昭吾先生最終講義と懇親会の模様

2009年4月26日(日)
ホテルグランドパレス


予定どおり、遊座先生の最終講義が開催され、約200名の参加者がありました。そのうち一高卒業生は約100名で、43会は18名の参会者でした。先生の講義は、啄木に心酔していた湯川秀樹博士に係わるエピソードから始まり、今なお啄木に係わる資料を日々研究されている先生のたゆまぬ研鑽の成果が感じられる感動的な講義でした。本当に講義の1時間は、あっという間でした。その後の懇親会では、遊座先生に係わるエピソードの披露の後、福岡高校と一高との各々の校歌斉唱、そしてエール交換というイベントがあり、極めて好評でした。 お開きに当たり、先生から、今日は生涯最高の日だったとのお言葉を頂戴し、今日この講義に出席出来たことを、一同心から喜ぶことが出来ました。

 
遊座先生の感動的な講義 最後に福岡高校と一高との各々の校歌斉唱、そしてエール交換
欽ちゃんの幸せ 山崎君と鈴木君に挟まれて久々の英三、相変わらずロボットのような・・・
 
雪江さんと真理子さん
律子さん、沼川君、裕子さん 何もそんなに枠内に納まろうとしなくても・・・
三枝子さんは和服でしっとりと 玉澤君、陽子さんお久し振り、正子さん
弗田君と大澤君 43会名物山川君

 第62回岩手日報文化賞「学芸部門」において、遊座昭吾先生が文化賞に選ばれました。贈呈式は2009年11月3日に行われました。岩手日報文化賞は1948年に制定、社会、学術文化、産業経済、体育の各分野で顕著な功績や成績を挙げた個人または団体を顕彰するものです。選考理由としては次のように表現されています。『今年20周年を迎えた国際啄木学会の設立に携わり、初代事務局長、第2代会長として啄木研究の国際的進展と顕彰に尽力しました』